イブキスミレ類
(解説は山溪ハンディ図鑑 「日本のスミレ」 「いがりまさしさんの著書」から
引用させて頂いています)
イブキスミレ(伊吹菫)V.mirabilis var. subglabra
スミレは有茎種と無茎種とに大きく分けられるが
このイブキスミレは花期は無茎で 花のあと茎をのばすので
学名「不思議な」という意味のmirabilisがついた
ユーラシア大陸に広く分布するが
日本での分布は隔離的で限られている
主に火山灰地や石灰岩地帯の落葉樹林下に群生する
花期の草丈 8〜12センチ
花 直径 1.5〜2センチ
花の色 淡紫色 色の淡いものが多くほとんど白に近いものもある
側弁の基部 毛が密生
距は白
花柱 先が短く 曲がるカギ形
葉は円心形で薄く 花期には 表面に巻いている
托葉は全緑でふちに 細かい毛がsる
花期 4月中旬〜5月
分布 北 本(広島県以北)
2008年4月 帝釈
2008年4月 帝釈